« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »

2006年10月

Rcoat025ムートンの1枚衿は、柔らかすぎて衿腰がなく頼りないので、袖丈をカットした残りの革をテープ状にした毛の方を表にして衿の裏側の周囲に縫い付けて衿のボリュームを出し、後ろ中心と前側左右の衿付け位置にワイヤーを入れ、衿を自由に立てたり出来る様にしました。デザインは変わりませんが、身幅は脇と後ろウエスト位置で10センチ程カットしてすっきり〜衿がしっかりして、着た時の着やすさの違いは歴然です。
Rcoat0251Ca320420

| | コメント (0)

Pt040Pt0401着古したダメージ感が程よい味のある革パンツです。革の表面の特殊加工が光って、素材的に古さはないのですが〜形としては、もう少しヒップハングが今風です。前後3センチずつ股上丈を短くし、ヒップの丸みをカットしました。脇に3センチのスリットを作り流行の膝丈で、オシャレなパンツになりました。

| | コメント (0)

Wcoat038Wcoat0381リバーシブル仕立てのウールコートです。2枚の生地を表裏に特殊加工で張り合わせているので、サイズに合わせてカットした端から1センチ程表と裏を接がし、表側同士をミシンで縫い合わせたあと、裏側の生地を縫い代を中に折りこみながら〜手まつりします。このコートは、着丈を短くし〜脇と背中心で身幅をカットし、肩パットの丸みをカットし、袖下で袖幅を細く袖丈も短くし、カットした裾の生地から衿を作って付け替えるという〜ほとんどの部分を縫った大改造になりましたが、サイズもデザインも若々しくなり、気軽に羽織れるコートになって、また着ていただけると思います。

| | コメント (0)

Jt037Jk0371肩幅を左右1センチずつ狭くし、ウエストは後ろ中心、脇の切り替え、ダーツで少しずつシェイプして、袖幅を細くし、袖丈をギリギリまで長くしました。全体に少しずつのサイズの調整なので、縫っていてもあまり変わったと感じないのですが、リメイク前後の写真を並べると、一目瞭然ですね。今年流行のグレーでも、もとの形のままでは〜やはりクローゼットにしまったままになっていたでしょう。

| | コメント (0)

Ca320394バールでラストにオーダーしたエスプレッソに感激!ラテアートと言うそうです。ちょっとした思わぬサービスで、お店の全ての印象が良くなりました。技術的な事や納期の事も大切ですが、感激していただける仕事をいつも心がけたいです。Bar Del Soleより。

| | コメント (2)

Fcoat022Fcoat0221いつも流行の最先端でオシャレ大好きなmiyoさんから、毛皮コートのリメイクを今までもう〜何着も承りました。今回は半袖のベストにリクエストがあり、着たところの写真を送ってくださいました。かっこいい〜流石です。こんな風に着こなしてくださると〜リメイクしがいがあり感激します。今は同じ色で別のミンクコートをボレロにリメイク中です。
061017_153653_m

| | コメント (2)

持ち込みの生地とリクエストの切り抜き写真から、仮縫いなしで縫ったものです。シースルーのシルクにゴールドのラインとオレンジの花が、どこかノスタルジックなので〜シルエットも少しレトロな感じに仕上げました。今年のブラウスは、ファッション誌でもお店でも、どこを見てもフリルやギャザーやリボンカラーでデコラティブです。こちらも胸元から前中心にたっぷりフリルを使って、雰囲気のあるブラウスに仕上がりました。
Ca320390_1

| | コメント (0)

St035St0351シンプルなパンツスーツとタイトスカートの3ピースセットですが、シルエットが少し古くてスカートの丈も短いので、着ていなかったそうです。
ジャケットは肩幅を狭く、袖幅と身幅をシェイプして、着丈も短くしました。パンツも今年風に膝丈にカットして、若々しいパンツスーツにリメイクしました。カットしたパンツの裾は画像の様に前後左右4枚からカーブをつけた生地をカットし、St0352下の画像の様に脇と前中心で重なる様にしてギャザーを少し入れたフレアーをスカートの裾に付けて膝下丈のエレガントなスカートになりました。
St036St0362St0361

| | コメント (0)

Ca320378Ca320380いつもファミリーでリメイク依頼して頂いているシンガーのお客様からの依頼で、着物をパレオ風ドレスにリメイクしました。着物の柄をそのまま使っていて海外で話題になりそうなデザインです。きっとステージで着ていただくのだと思いますが〜いつものリメイクとは違う刺激が、また勉強になります。センスもスタイルも抜群なので、どんな着こなしをされるのか〜楽しみです。

| | コメント (0)

Ca320358Ca320359袖無しのトップスとロング丈のスカートの革スエードのツーピースのスカート丈を20センチ程短くして、カットした革でキャップスリーブを付けました。たったこれだけのリメイクですが、袖のギャザーが今っぽく、全く違うイメージになりました。着丈や袖の形は、毎年少しずつ変わっているので、それをちょっと意識したリメイクで今風にと、いつも考えています。

| | コメント (0)

Ca320344Ca320342日暮里で買ったカーキのレザーと裏地にパープルのコットンを使った自作のバケツ型バックを愛用しています。何でもたくさん入るし、太めのベルトが肩に優しいので〜意外と持ちやすいし、革のダメージ感や何となく合わせた色の組み合わせも気に入ってます。あまり凝ってデザインするよりも〜ふっと閃きで作ってしまった方が、案外良いのかもしれません。

| | コメント (0)

223_bookstore今月から日仏学院に通っています。もちろんフランス語を習いにですが、学院内の書店もこのとおりパリにいる様で〜映画やライブなど〜いろいろなイベントもあり、11月にはワイン祭も(^^)!飯田橋にある小さなフランスは、私のお気に入りの場所です。

| | コメント (4)

HtHt3 オレンジ色のハンチングが好評だったので白黒格子柄のものを作ってみました。後ろの革のベルトでサイズの調整が出来ます。色と柄が違うだけで、こんなに雰囲気も違う帽子は、とても奥が深いです。無地で裏地に凝ったり、コサージュを付けたリ〜ストリングを使ったり〜ちょっとした事でイメージがまた変わります。帽子好きの私が愛用しているゴールドの変形ハンチングは昨年買ったものですが〜この次は、この形を作ってみたいと思います。

| | コメント (0)

Rcoat023Ca320325昨年の11月にお預かりした革のコートが、ようやく仕上がりそうです。カビが出ていて裏地も替え〜見るからに時代を感じる肩パッド入りのラグランスリーブのシルエットは、デザイン的にもリメイクしがいのある1着でした。ダブルの打ち合わせはシングルにして、身幅も袖幅も大幅にカットしています。衿のきざみ位置が下なので、肩からカットして衿が小さくなる様にしました。ポケットのふたは取り、ポケット位置をあげてふたの針痕を隠しています。今年はもとのベルトの様にジャストウエストの幅の太いものが出て来ていますが、出来たら細めのベルトをと言う事だったので、脇をカットした切れ端を接ぎ合わせて、結ぶベルトも作っています。

| | コメント (2)

Wcoat032Wcoat0321Wcoat0322ロングのフード付きコートを膝丈のスタンドカラーにしました。肩幅と身幅を狭くしてウエストを少しシェイプし、袖も細く袖口に向かって少し広がったデザインにし、高めのスタンドカラーとダブルの打ち合わせボタンを片側のみにした事で、今っぽいコートになりました。

| | コメント (2)

« 2006年9月 | トップページ | 2006年11月 »