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2013年9月

赤いムートンのコート

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シンプルな切りっぱなしの赤いムートンですが、中途半端な長さとくびれの無いシルエットだから昔っぽいのか、、、もっと軽快なショート丈になれば赤でも抵抗なく着られそうです。

ファスナーのぎりぎりで着丈をカット!ウエストは両脇でカットしてシェイプしたシルエットにしただけのリメイクですが、こんなにシャープで今っぽく変わります。

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マックスマーラのロングコート

ロングコートが流行した頃の定番だったデザインですね。ビックサイズでダブルのベルトつき。毎年何着もリメイクしてきましたが、最近はたっぷりしたボディのまま着丈を短くし、7~8分袖丈などにすることが多くなりました。

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Dsc_0223_2シングルにして、衿無し7分袖丈のシンプルなコートです。

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Dsc_0236_3 こちらは、今までよくしたリメイクのパターンです。

袖は普通の丈で身幅を絞り、一つボタンでアクセントにしています。

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チンストラップ

リピーターでリメイクしてくださっているお客様から、1枚仕立てのロングコートの肩幅や着丈のサイズの調整とともに衿に台衿を付けたいとの、ご要望をいただきました。

1枚仕立てのものは生地の裏に芯を張って部分的にしっかりさせることが出来ません。台衿を付けるのは難しいとお伝えしたところ、それならば「衿は立てられるように同系色の生地かフェイクレザーとかで作った布をボタンでつけられるようにしたい」と、次なるご要望が、、、

どんなものか考えていたところ、サンプル画像を提示していただいてイメージが明確になりました。

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チンストラップというのが、この場合の服飾用語として合っているか微妙ですが、他でも何点かこの衿もとのパーツのリメイクをしています。

衿を上げると、こんな形になって、ボタンで取り外せるものです。

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トグルボタンのデザイン

相変わらず今年も人気のデザインです。大きくて重た~いフードつきムートン、大きすぎて風を通してしまい暖かくないし、重くて肩が凝りそうなコートでした。

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ショート丈にカットし、縁取りしてあった革をループに利用してトグルボタンのデザインにしました。

大きなフードは、コートとお揃いのバックにリメイクし、リバーシブルで楽しめます。

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お父様のコート

アーティストとしてご活躍中のニューヨークから一時帰国中にお持込いただいたコートは、お父様が昔着てらっしゃったという、いかにも紳士っぽいダブルのものです。全体に細身にして女性らしいシルエットに仕上げ、右前打ち合わせにしました。

クラシックでマニッシュな女性用のコートになって、ニューヨークの街にも合いそうです。

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残暑お見舞い申し上げます~毛皮リメイクについて

4月に久しぶりに更新してからまた5ヶ月が経ってしまいました。花粉症のアレルギーは年々酷くなり、やっと治まったころ全身に湿疹がでるなどの体調不良になり、その後は例年にない猛暑が続き夏バテで食道炎や手湿疹に悩まされ、すっかりリメイクも遅れてしまいましたが、ただ今その分を巻き返そうと頑張っています。

しかしながら、毛皮のリメイクを1年以上お待たせしているお客様には大変申し訳なく思いますので、誠に勝手ながら、今後新規の毛皮のリメイクを、お断りすることに致しました。もちろん今お待ちいただいている毛皮のリメイクは、責任を持って年内中に納品いたします。ムートン、革、ウール類については継続してリメイクを承ります。

アレルギーの症状が快然しましたらまた徐々に毛皮リメイクの受注を復活するかもしれませんが、、、ご了承ください。

この夏の間も毛皮リメイクを進めています。順に取り掛かっていますのでお待ちいただいているお客様は、もう少々お待ちくださいませ。

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ボリュームたっぷりのパフスリーブのミンクコートでしたが、普通の袖山の8分袖丈のボレロタイプにリメイクしました。カットした裾部分の毛皮とパフスリーブのボリュームをカットした残りなどは立体的になるよう継ぎ足して、お着物用のショールにリメイクしています。

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