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2014年6月

キルティングのコート

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Dsc_0781中綿入りのキルト生地を使った膝丈のコートで、全体のサイズやスタンドカラーが昔っぽいです。

肩幅や袖幅をカットしウエストシェイプして、ポケットぎりぎりの着丈にカットし、裾の生地で衿を作り直しました。

綿が入っている上に外側はつるつる滑るナイロン生地なので縫製にコツがいり、裏側の縫い代の端はすべてパイピング始末で時間もかかりますが、仕上がりを気に入っていただいたメールを見たとたん、大変だったことはすっかり忘れてしまいます。

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パフスリーブのワンピース

Dsc_0685_5 Dsc_0782_3袖口にゴムを使ってフリルにした昔はちょうちん袖と言っていたパフスリーブでした。数年前一時流行りましたが今は着るのが難しくなり、袖の形を変えたり、袖なしにしてしまう事がよくあります。

真っ直ぐなウエストのシルエットと袖のデザインが子供っぽくて年齢的に合わないということで、袖は短くカットしたキャップスリーブにし、ウエストをシェイプしました。

これだけの簡単なリメイクですが、大人っぽいイメージに変わって、気に入っていただけました。

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毛足の長いムートン

Dsc_0721_3 Dsc_0764丈が長めでたっぷりした昔っぽいブルゾンタイプのベージュのムートンでした。しみや汚れのひとつひとつにも思い出がありそうな~毛の長さもあって、なかなか手強いリメイクでしたが、今風にリメイクしてまたたくさん着ていただきたいと思い、頑張りました!

まずは袖、カフス、ポケットのふた、裾のベルト、を取ってばらばらにしてから、サイズに合わせてコンパクトなショート丈に作り直し、前端はボタンの位置からカットして木のトグルボタンをアクセントにしたデザインになりました。

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ポケットの口には、袖幅をカットして残った革を利用して、金属ボタンの痕をカバーしています。

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ダブルの打ち合わせからシングルに

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前回と同様のダブルでスーパーロングのコートです。衿の形も大きくて昔っぽい~

虫食いが数箇所がありましたが、このタイプの生地では、穴が開く前の虫食いであれば、ブラシで繊維を毛羽立たせてほとんど目立たなく出来ます。

上衿はそのままで、下の衿先をカットし、前の打ち合わせをシングルにしました。ボタンはメールに画像添付で相談しあい、茶系のボタンに決定!

肩幅を合わせ、袖幅も細くし、ウエストをキュッと絞れば今っぽいシンプルで上品なコートになり、これからまた数年着られます。

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