2016年1月
ムートンのマントとミトンのリメイク
ロングの細身のムートンコートでした。
マントにするには身幅や袖幅が必要ですが、着丈をカットした裾側の革を足して画像のようにスタンドカラーのマントになりました。残った革で指先の出せるミトンもご依頼いただいて、マントとともに可愛く仕上がりました
お客様からのメッセージ
お世話になりました。
昨日、ムートンが届きましたので早速試着してみました!
以前のデザインも気に入って購入したのですが、リメイクして頂き、一層愛着がわ
き ました!
以前より、気軽に着用できそうですし、何よりカワイイ!!!本当にありがとうご
ざいました。
手袋もボタンのワンポイントがかわいく、サイズもピッタリでした。
リメイクして頂いたムートンは一度、毛皮専門店に持参してみてもらったのですが
リメイク不可能と言われ途方に暮れていたところ、鈴木様がお引き受けくださり、
新しい命を吹き込んで下さいました。
試着してみた写真をお送りします。本当にありがとうございました。
メッセージと写真の掲載許可をいただき背景は塗りつぶさせていただきました。
遠く鹿児島からのご依頼でしたがリメイクで繋がり、仕上がりを気に入っていただけたときが一番うれしいです。
ぜひこれからも永くムートンマントとミトンを、ご愛用していただきたいです。
バブルな革コートとジャケット
バブル時期にパリで着てらっしゃった某ブランドの革のロングコートです。柔らかい上質な革ですがフルレングスに近いロングで身頃のボリュームもたっぷりあって、すごく重たかったので、着丈をふくらはぎの位置まで短くし、袖下から脇、身幅をかなりカットしました。
ベルト通しの位置も上げて、華奢な日本人の体に合った今風の革のロングコートとなって甦りました。
こちらも同じお客様の革ジャケットで、肩パットや着丈がバブルっぽいです。肩パットを取った華奢な肩幅で普通の着丈にリメイクしました。
バブル期の革やカシミアの高級素材はとても良質で、今のハイブランドでもあまり見ないように思います。デザインを今風にちょっとリメイクして永く愛用したいですね。
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