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2016年1月

シャギー素材のコートリメイク

Fullsizerender_197 Fullsizerender_196_2袖口と衿にリアルファーをまつって縫い付けたロングのコートでした。
シャギーという毛足のある素材にリアルファーも付いていると、ゴージャスすぎて、なかなか普段着られなかったようですが、ファーを取って着丈を短くしただけで、スッキリと普段に着やすいコートになりました。

Fullsizerender_221_2リメイクのメインはこちらで、着丈をカットした生地から作ったケープです。
肩のカーブに添わせて、シャギーの素材感にピッタリのデザインに仕上がりました。

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取り外した衿のファーは、衿のきざみ部分を手まつりして縫い合わせ、衿先をスナップで留められるようにした間に片側を差し込み、マフラーにしても使えるようにしました。

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白いマントリメイク

Fullsizerender_217 Fullsizerender_216 Fullsizerender_211_2 Fullsizerender_222_2前端から衿ぐりと袖口にファーが付き、肩パットのシルエットや長めの丈に時代を感じる白いコートでしたが、たっぷりした身頃のフレアーを生かして、マントにリメイクすれば、お洒落で今風です。

袖口のファー2本と前裾のファーも継ぎ合わせて、かわいいマフラーも出来ました。今年は暖冬ですが、白いマントなら軽快で、たくさん出番がありそうです。

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バーバリーのウールコート

Fullsizerender_214_3 Fullsizerender_215_2このコートの次にリメイクご依頼のジャケットとスプリングコートもバーバリーをお持込いただきました。
トレンチコートやフィールドジャケットなどはたくさんリメイクしているのですが、キャメルのウールコートはあまりリメイクしてなかったと思います。ウールのコートもやはり、きっちり芯を使って紳士もののようにしっかり仕立てていました。

肩や全体のサイズ感と、ダブルの打ち合わせや衿の大きさが昔っぽいので、シングルにしてスッキリ細身のチェスターコート風にリメイクし、一気にトレンドコートになりました。

ハイブランドのコートもこうして長年愛用すれば、お得でもあり、これこそ本当のオシャレだと思います。

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ムートンのマントとミトンのリメイク

Fullsizerender_207 Fullsizerender_209_2 ロングの細身のムートンコートでした。
マントにするには身幅や袖幅が必要ですが、着丈をカットした裾側の革を足して画像のようにスタンドカラーのマントになりました。残った革で指先の出せるミトンもご依頼いただいて、マントとともに可愛く仕上がりました

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お客様からのメッセージ

お世話になりました。
昨日、ムートンが届きましたので早速試着してみました!
以前のデザインも気に入って購入したのですが、リメイクして頂き、一層愛着がわ
き ました!
以前より、気軽に着用できそうですし、何よりカワイイ!!!本当にありがとうご
ざいました。
手袋もボタンのワンポイントがかわいく、サイズもピッタリでした。
リメイクして頂いたムートンは一度、毛皮専門店に持参してみてもらったのですが
リメイク不可能と言われ途方に暮れていたところ、鈴木様がお引き受けくださり、
新しい命を吹き込んで下さいました。
試着してみた写真をお送りします。本当にありがとうございました。

Manto

メッセージと写真の掲載許可をいただき背景は塗りつぶさせていただきました。
遠く鹿児島からのご依頼でしたがリメイクで繋がり、仕上がりを気に入っていただけたときが一番うれしいです。
ぜひこれからも永くムートンマントとミトンを、ご愛用していただきたいです。

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軽くて薄い革のコンパクトジャケット

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Fullsizerender_204薄く軽く仕上げた革のロングコートで、素材や縫製はオシャレなのですが、サイズ感が昔っぽくて、何となく野暮ったいです。

着丈はボタン位置に合わせたショート丈にし、肩幅と、袖幅、バストサイズをカットして細身のジャケットサイズにすれば、大きくて変形衿のデザインがポイントのモードっぽい革ジャケットに変身です。

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白いロングコートのリメイク

Fullsizerender_199 Fullsizerender_186暖冬でしたが東京も雪が降って冬らしくなりました。
まだまだこれからが冬本番です~お預かりしたコートのリメイク頑張ります!

白いコートには憧れがありますが、膨張して大きく見えるので、ロングの場合はスッキリしたシルエットにしたいです。

昔の肩パット入りでたっぷり身頃のダブルのロングコートは、肩をスッキリ小さく、前はシングルにし、バストサイズを20㎝くらいカットしました。ふんわり裾に広がるシルエットで、大きく広がった衿も小さく作り直して、今風に軽くてお洒落な白いコートになって甦りました。

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ノーカラーで8分袖のクラシックなコートにリメイク

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Fullsizerender_194取り外しのファー衿とファーカフスがついたコートですが、外してしまうと衿と肩パットの入ったシルエットに時代を感じるコートです。

シンプルにノーカラーにしバストサイズを少し絞ってAラインにしています。肩パットを取り、肩の丸みをカットして袖口側に出来るだけ広く8分袖丈のシルエットに仕上げました。

ファー衿は前中心にカギホックを付けて、ファー衿のみで楽しめます。カフスは内側にゴムを通してブレスアクセサリーで使えるようにリメイクしました。

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シルクのジャケットリメイク

Fullsizerender_139 Fullsizerender_138素材感と色が素敵なジャケットも、シルエットがいまいちだと着る機会がなく、クローゼットに眠ったままではもったいないですね。

肩幅、バストサイズ、袖幅のサイズを調整し、剣衿のデザインが古いので、衿先をカットして普通のテーラーにしただけで、こんなに変わります。

これからはたくさん着ていただきたいですね~

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2度目のリメイクムートン

Fullsizerender_192 Fullsizerender_191_2 Fullsizerender_184_2もともとはロングのムートンコートだったそうです。

一度目のリメイクはウエスト切り替えの数㎝下でカットしただけで、ショートブルゾンにして着てらっしゃったようですが、肩幅や身頃のだぶつきをカットし、着丈も変えたいとのことで、裾側の革と一緒にお持込いただきました。

ウエストの切り替え位置を高くして、裾側の革と切り替えて50㎝丈のジャケットにすれば、もともと腰にあったポケットも上に移動して付き、肩幅や身幅もカットしてスッキリ体にフィットし、もったりしていた袖の二の腕部分も細くして、今風の軽くてコンパクトなムートンのショートコートになりました。

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プリント柄の革コートリメイク

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Fullsizerender_112革にプリントの柄があるオシャレっぽい素材ですが、、、
肩のボリュームや昔っぽい衿が、何と言っていいか~すごかったです。
分厚い肩パットを取り、袖山のギャザーを無くしてボリュームを取るだけでもかなり変わるので、衿はボタン留めの位置を変えて衿幅を細くし、身頃の脇から袖幅をカットして全体のデザインをスッキリさせました。

見た目もスッキリ軽くなりましたが、着た時の重さもかなり軽くなったように思います。

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バーバリーのフィールドジャケット

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Fullsizerender_157こちらも形見分けで譲り受けられたそうです。
綿入りのライナー付きなので、軽くて暖かそうですが、肩パットの入った昔のシルエットや身頃のボリュームが、小柄なお客様には着こなしが難しいコートでした。

肩幅や袖幅をカットし、身幅もたくさんカットして、胸のフラシ布もウエストまで重なってあるので取り去りました。
なるべくシンプルにコンパクトに、ライナーも表と同じように肩幅や袖幅と身幅をカットし、後ろのフラシ布も短くカットして小柄なお客様でもバランスよく着られるようになりました。

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お父様の形見のコート

Fullsizerender_185_3 Fullsizerender_151_2お父様の形見のカシミアコートだそうです。
大きくて丈も長いので、女性用のコートにリメイクするにはバランスが難しいですが、身頃のボリュームやラグランスリーブを生かして、マントにリメイクしました。

お着物の上に合わせられるのも、衿ぐりが大きなメンズサイズなら元のままで大丈夫です。
ちょうど自分の父が亡くなった際に取り掛かっていましたので、感慨深く、こんな風に故人を偲ぶのは素敵だと思いました。
きっとマントを羽織ると、お父様に包まれているような温かさを、思い出すのではないでしょうか。

 

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メンズコートからレディースコートにリメイク

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Fullsizerender_162_2バブルのころ流行ったメンズ仕立てのレディースなのかもしれませんが、素材や肩パットの入った肩章付きのたっぷりしたロングコートは、昔のTVドラマで刑事役の人なんかが着ていそうですね。
肩周りをスッキリとカットし、バストからウエストのシルエットを絞り、着丈は膝丈でウエストから下はふわりと広がった女性らしいシルエットにリメイクしました。
メンズっぽい衿やボタンがアクセントになって、すっかり今風です。

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後ろのシルエットもこの通り~おじさんからお姉さんになりました。

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ノーカラーカシミアコート

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お母様から譲り受けられたカシミアの1枚仕立てのコートです。上質なのですがデザインが古くては着られないので、海外にお住まいでしたが、メールのやり取りでデザインを打ち合わせ、サイズを確認してリメイク完了しました。

上品なキャメルのノーカラーのカシミアコートで、スイスの寒い冬もお洒落に過ごしていただいてると思います。

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バブルな革コートとジャケット

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バブル時期にパリで着てらっしゃった某ブランドの革のロングコートです。柔らかい上質な革ですがフルレングスに近いロングで身頃のボリュームもたっぷりあって、すごく重たかったので、着丈をふくらはぎの位置まで短くし、袖下から脇、身幅をかなりカットしました。
ベルト通しの位置も上げて、華奢な日本人の体に合った今風の革のロングコートとなって甦りました。

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こちらも同じお客様の革ジャケットで、肩パットや着丈がバブルっぽいです。肩パットを取った華奢な肩幅で普通の着丈にリメイクしました。

バブル期の革やカシミアの高級素材はとても良質で、今のハイブランドでもあまり見ないように思います。デザインを今風にちょっとリメイクして永く愛用したいですね。

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卒業式のツィードスーツ

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お母様から譲り受けられたそうです。
多色の柔らかいツィード生地が素敵ですが、肩パット入りのシルエットと金ボタンに時代を感じます。

肩幅を小さくシルエットを絞り、着丈を短く、袖丈も少し短めだったのでさらに短く8分袖丈にしてコンパクトなジャケットにリメイクし、昔のシルエットのぴったりしたタイトスカートのサイズを縫い代からぎりぎりまで出して履きやすくしました。

金ボタンは共生地のくるみボタンに付け替え、上品で今風のシルエットになり、卒業式や入学式用に活用していただけそうです。

 

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今年もよろしくお願いいたします。新年トップはミンクリメイク♪

Fullsizerender_41_2 Fullsizerender_154姉妹でリメイクに幾度か来ていただいて、最近はおばあさまから譲り受けられたミンクの毛皮リメイクのご依頼をいただきました。

古い形のミンクコートは、ご希望のデザインの衿を大きく開いたボレロの画像を送っていただいて、現物とイメージを摺り合わせ、半年ほどかかってようやく仕上がりました。
ゴージャスだけれど、コーディネート次第でカジュアルにも着られてオシャレです。

残った元の衿の切り口を閉じあわせてカギホックを付け、かわいい付け衿にもなり、ボレロのイメージ通りの仕上がりと一緒に気に入っていただけました♪

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