« 2016年11月 | トップページ | 2017年2月 »

2017年1月

ムートンのロングジレとクラッチバックのリメイク

Fullsizerender_402 Fullsizerender_394ムートンコートの袖を取って、前中心をV開きにした流行のロングジレにリメイクしました。

ポケットは元のまま、前中心の2か所にスプリングホックを付けてリバーシブル仕様にしています。

身頃のバスト幅が大きいので、両脇の袖ぐりからヒップまでを少しカットしました。

Fullsizerender_400両袖のムートンからお洒落なクラッチバックにリメイクして、コーディネートが楽しくなりますね

Fullsizerender_395 Img_2841 Img_2840

| | コメント (0)

1枚仕立てではないカシミアのコート

Fullsizerender_309 Fullsizerender_317こちらの場合は前回掲載のものと同じカシミアで元のデザインも似てますが、一枚仕立てではなく普通に裏生地が裾までついた仕立てのコートです。

こちらの生地も、しっとりと柔らかく厚みがあって高級感がありますが、サイズも大きくシルエットに時代を感じます。

前をシングルにして、比翼仕立てで、肩や身幅、着丈などすべてのサイズ調整をしました。

以前掲載したことがありますが、他のお店でキャンセルされた方からのご依頼でリメイクしたことがありましたが、やはり同じお店に持ちこまれて10万円だとお見積もりで、翌日キャンセルを申し出てキャンセル料も払われたそうでした。
うちのリメイク料は、\33,000-です。

http://extase.air-nifty.com/news/2015/03/post-09f1.html

| | コメント (0)

一枚仕立てのカシミアコート

Fullsizerender_339 Fullsizerender_362このところ1枚仕立てのコートリメイクのお問い合わせをよくいただきます。技術が必要なので出来るところも少ないようです。

1枚仕立ては両面使用に貼り合わせた生地なので、サイズ調整する場合はサイズに合わせてコートをカットし、縫い代となる部分を手で2枚に割き、割いた表側をミシンで縫い合わせ、裏側は内側に切り口を折り返して3~4ミリ間隔に手まつりして仕上げます。

Img_2799
前端や袖口、衿周り、裾のような端は、画像のように縫い代を割いた片側に接着テープを貼って内側に折り、もう片側も内側に折り込みながら手まつりします。
手縫い作業の難しい仕立てになりますので、普通の仕立てのものより料金も2~3割アップになります。

肩パットの入った大きな肩のダブル打ち合わせのロング丈、バブル期の定番の形でしたが、生地はしっとりと柔らかく高級感があって、捨てるにはもったいないです。
全体のシルエットを今風に調整し、打ち合わせをシングルにし、着丈も短くして、リメイク料金は5万円です。
クローゼットに眠ったままにしておくなら、リメイクして着たほうが絶対良いです!

| | コメント (0)

3度目のリメイクムートン

Fullsizerender_308前回のリメイクから1年経過し
http://extase.air-nifty.com/news/2016/01/post-1a3f.html
にて掲載したリメイクのお客様から、ちょこっとリメイクを承りました。

残ったムートン革を使って、身頃の裾に表側に毛を出して縫い付けています。

また次回、残っているムートン革を使ってリメイクしたいとのこと。
毎年少しずつデザインを変えて楽しむリメイクもありですね!

| | コメント (0)

前ファスナーのムートン

Fullsizerender_306_2 Fullsizerender_401_3フード付きのムートンコートのボタンの打ち合わせが深いため見た感じは暖かそうですが、衿もとが緩んで後ろに抜けてしまうようで、着ていると勝手に脱げてしまうとおっしゃっていました。
そこで、
デザインと機能を考えて、前中心でファスナー開きにリメイクし、フード付きのままでも後ろに脱げることがなく、仕上がりを大変喜んでいただけました。

ムートンや革コートの前ファスナーのリメイクは、デザインもシンプルでお洒落な上に脱ぎ着しやすくなって大好評です。

| | コメント (0)

ダッフル風ムートンリメイク

Fullsizerender_299Fullsizerender_397昨年もたくさんのムートンをリメイクし、サイズ調整だけのものもあれば、こんな大がかりなリメイクまで様々なご依頼を受けました。

20年程前のものだそうです。
ちょっと変わったポンチョ型のムートンコートは袖口が大きく開いているので、普通に着られるよう袖を作り、カットした裾の革を継ぎ合わせてフード付きにし、トグルボタンを付けて、ご希望通りのダッフル風のデザインにリメイクが仕上がりました。

防寒もばっちり!また新たなデザインで永く愛用していただけると思います。

| | コメント (0)

明けましておめでとうございます

2017年が良い年になりますように

年末は31日までリメイクの仕事をしておりました~年内に間に合わなかったお客様には、遅くなりまして大変申し訳ありません。

今年は新しく、帽子やバック、アクセサリーなどの制作販売の企画をしていますので、リメイクと併せて、よろしくお願いいたします。

昨年は11月よりHP更新の暇もありませんでしたが、少しずつリメイク画像をアップしたいと思います。
毎回イブ・サンローランなどのハイブランド品のリメイクをご依頼いただくリピーターのお客様から、素敵な色合いのショートジャケットのリメイクを承りました。

Fullsizerender_288

Fullsizerender_286
衿の大きさや、ダブルの打ち合わせに肩パットと金ボタンがバブルっぽいですね~
前をシングルのファスナー開きにして、シンプルな低めのスタンドカラーにしました。
これなら華やかなチェックも今っぽく着られますね。

| | コメント (0)

« 2016年11月 | トップページ | 2017年2月 »