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2018年9月

インナー用ブラウスとスカートへのリメイク

Img_4515 Img_4635何年も前からリピートいただいているお客様からのご依頼で、ジャケットの下に着られるようにたっぷりギャザーの袖を取ってしまいたいと言われました。
ミラーワーク風の飾りもお気に入りで、こちらも生かしたノースリーブにリメイクして、ジャケットやカーディガンの下にもスッキリ着こなし出来るようになりました。

Img_4634カットした袖は、この大きさです。

確かに、、、今年流行のフリルやギャザーのボリューム袖のトップスの上に着るものは、ビックシルエットのものばかりになってしまい、自分でも飽きた頃に袖をカットするなどデザインを変えてリメイクしています。

Img_4514 Img_4632同時にお持込いただいたスカートは、年齢と共にウエストのサイズと丈が合わなくなり、腰まで生地を足して、スカート丈とウエストのサイズを出しました。

ファスナーを取ってストレッチの生地を使用したウエストゴムにリメイクしたので、履くのも簡単でお腹周りもスッキリし、着こなしやすくなりました。

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着にくいムートンコートのリメイク

Img_4600_2 Img_4613_2 ムートンコートをリメイクされる方の理由には、

肩周りがゆるくて衿が開いて着ていても寒い
(フードなどが付いていると)重さで後ろに脱げていく
カギホックなどは前がちゃんと閉まらず落ち着かない
ポケットの袋布が着膨れしたようになる
袖口がだらだらして邪魔など。。。
革が伸びて型崩れしやすいムートンは、着ているうちにシルエットもだらしなくなりがちです。

こちらも前のカギホックが定まらず衿が抜けてしまうコートで、リメイクを何年も考えてらっしゃったそうです。

前胸幅を寄せて、前ファスナー開きにリメイクし、ポケットの袋布をムートンの革から生地に作り替えました。スッキリしたデザインで着心地も改善され、暖かいムートンコートになりました。

Img_4614
ポケットの袋布は薄いスエード調の生地で、ムートンにもなじんでスッキリ軽く仕上げています。

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毛皮のライナーをショールにリメイク

Img_4595 Img_4599 Img_4597男性用コートの毛皮のライナーだったものです。

ショールにリメイクして、お母様とお祖母様にプレゼントしたいとのことでした。

長年使わずに仕舞ってらっしゃったようで、肩の部分の破れやところどころに劣化があり、ショール2本のリメイクは無理でしたが、両面ファーの大判のショール1本にリメイクしました。

長い間眠っていた毛皮ライナーが、高級感ある大きなショールに蘇ってお母様とお祖母様にも喜んでいただけたと思います。

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ベルト紛失のシルクのトレンチコート

Img_4618 Img_4624 Img_4625_2 以前ムートンのリメイクをご依頼いただいてから、2度目にリメイクご依頼いただいたシルクのトレンチコートは、たっぷりボリュームのあるシルエットにベルト紛失という、なんとも着こなしにくいコートでした。

ベルトの代わりにスカーフを締めてらっしゃったそうで、それもオシャレですが、今回のリメイクで取り外した肩のエポーレットを縫い合わせ、後ろでウエストシェイプするようにベルトの代わりにしています。

Img_4628 Img_4629_2 エポーレットの端を縫い合わせたところにボタンを付けただけです。

 

Img_4619 Img_4626平面に置くとこれだけサイズ感が変わりました。

シルクの風合いがオシャレな秋のトレンドトレンチコートの仕上がりです!

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バーバリーのステンカラーコート

Img_4291 Img_42953年前に日本のアパレルとのライセンス契約を終了した後は、簡単に手に入らなくなった事もあり、昔思い切って買ったコートをもう一度着たいという思いから、このブランドのコートを本当にたくさんリメイクさせていただいてます。

きっちり職人の手で縫われているので解体するのに一苦労ですが、生地や縫製の良さにはいつも感服します。

こちらは、20年以上前のバブル期に購入されたライナー付きのバーバリーコートです。
サイズが大きくてあまり着て無かったそうですが、着丈を短くして肩幅や袖幅、身幅を調整しました。

前を開けてバーバリーチェックがチラッと見えてもオシャレですし、取り外しの出来るウールのライナー付きなので温暖化の昨今、関東なら真冬でも大丈夫そうです。
こんなにレアなコートをクローゼットに眠らせておくのはもったいないですね!

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秋のリメイクコート

このたびの北海道胆振地方中東部を震源とする地震の影響により被災されたみなさま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

Img_4171 Img_4173今日の東京は、昨日よりもずいぶん気温が下がって涼しくなり、秋の気配を感じます。

クローゼットの整理で、長年着ていないコートなどがあれば、ぜひリメイクして今風に蘇らせてはいかがでしょう。

こちらの革コートは25年前のものだったそうです。
全体のボリュームや肩の大きさ、ベルトの位置も低く、ずっしり重たい革のトレンチ型コートです。

衿と前のダブル打ち合わせをそのまま生かして、肩章を取り、肩の丸みや袖幅、身幅をごっそりカットしました。

ベルト通しの位置を上にあげてスッキリ女性らしいシルエットの革コートに蘇り、今年の冬からまた久しぶりに日の目を見るでしょう。

 

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