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パープルレザーブルゾンリメイク

Img_4908 Img_5412岡山より、お母様の形見の革ブルゾンのリメイクのご依頼を承りました。

衿幅が広く、ボタンを留めて折り曲げてロールカラーにして 着ると衿もとが苦しそうで、前を開いて大きな衿で着ると肩パット入りの大きな肩や袖幅の太さもあって、昔っぽいシルエットです。

メールでいろいろなデザインを提案している間に、ご本人の好みやお母様がエレガントに着こなされていたお話を伺うことが出来ました。

Img_6444お母様からこのブルゾンを借りて外出された1995年のお写真だそうで、掲載許可をいただきました。

この写真を送っていただき、袖丈の長さも参考になりました。現在のお写真も送っていただいて、イメージがどんどん膨らみ、着丈も少し短くした方が今のご本人のコーディネートにはバランスが良いことが分かりました。

地方からのご依頼ではメールでのやり取りのみですので、お写真で見せていただいたりデザインの好みを伺えると大変助かります。

初めのうちは、ジップアップの革ブルゾンにリメイクのイメージでしたが、エレガントなお母様のお話やご本人の好みから、ちょっと個性的なデザインが合いそうなので、スタンドカラーに前の方で少しフリルのある柔らかい雰囲気の衿に決定し、肩幅や袖幅の調整とともに肩から着丈を調整し、袖口に飾りベルトを付けることになりました。

Img_5421 Img_5420

スッキリとシャープなシルエットで、折り返すほど長かった袖丈もカットし、フリルの衿が個性的な革ブルゾンになり、喜んでいただけました。

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