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2019年2月

ファー付きのカシミアコートリメイク

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このタイプのファー付きコートのリメイクのお問い合わせが、とても多いです。

前端と衿、袖口の毛皮はクリーニングの際に取り外しやすいように、ほとんどの場合は軽くまつり付けているのみなので、こちらの場合もまつり付けたファーをすべて取りはずし、衿や着丈は元のままで、肩のボリュームを取り、袖幅やバストサイズを調整して、シルエットを今風にしました。

メールに写真添付でお問い合わせをいただいた場合の大体のお見積もりでは、毛皮の取り付け方も分からない事や、ご本人とのサイズの違いが分からないので、衿のリメイクや大幅なサイズ調整をした場合の最高額でお伝えしていますが、こちらのリメイク料は、3万円プラス税で仕上がりました。

取り外した衿部分のファーにループとボタンを付けた小さなマフラーの料金も込みです。

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パイソン柄加工の革コートリメイク

Img_5523 Img_5557 Img_5555革の表面に光沢のあるうろこ状の柄に特殊な加工を施したコートは、時代を感じる大きな肩に大きな衿で、なかなかの迫力でした。

あまり見たことのない加工なので、縫製が難しい硬い革に思いましたが、思った以上に柔らかく、全く問題ありませんでした。

全体のサイズ調整と衿もとをロールカラー風にループボタンで留められるようにし、元のデザインからはだいぶイメージが変わりました。

 

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卒業式や入学式にリメイクスーツ

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卒業式のシーズンですね。
こちらは、お母様から譲りうけたスーツだそうですが、シンプルなスカートはそのまま着用出来るものの、ジャケットの肩のボリュームや袖幅、ボタンなどは昔っぽさが隠せません。

バランスを見て着丈も短くし、肩や袖幅のサイズ調整をして、シンプルな ボタンに付け替えました。
清楚ながらアクセサリーなどの小物で華やかなコーディネートも出来そうで、いろんな場面で着ていただけそうです。

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10年以上前のダウンコートリメイク

Img_5115 Img_5116 Img_5520_3 軽くて暖かいロングのダウンコートですが、薄いピンクベージュに袖口のリボンとギャザーと衿のデザインが、なんとも甘い雰囲気のダウンコートでした。
袖のリボンと同じベルトが付いていて、前で縛るのデザインなので、シルエットもゆるいです。
ベルト通しを取り、ウエストを少し高めの位置で絞って、袖のリボンやギャザーをすっかり取り去って、ウエストベルト不要のシンプルなシルエットにリメイクしました。

問題だった子供っぽい丸い衿は、スナップを付けてロールカラー風にして、元のイメージとは一転して、スッキリと大人っぽいダウンコートになりました。

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20年以上前のウールコートリメイク2

Img_5076_2 Img_5252_2 前回掲載のグレーのコートと一緒にお持込いただいたネイビーのダブルのコートは、しっかりした厚地で防寒には最適のコートですが、肩パットの入った大きな肩やバランスの悪い長めの着丈と茶の革ボタンなどが、昔っぽいデザインでした。

肩幅を詰め、着丈をカットしてボタンを同色のシンプルなボタンに付け替えただけで、こんなにお洒落で上品な今風のコートに変わります。

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20年以上前のウールコートリメイク

Img_5075 Img_5335_3 20年以上前のものだそうですが、生地の傷みもなく優しいグレーの色と柔らかい風合いなので、リメイクすれば素敵なコートになりそうでした。
肩パットはご自分で取られていましたが、やはり肩の丸みをカットしないと、ダブついてしまいます。
衿とダブルのデザインやボタンにも時代を感じてしまうデザインだったので、ノーカラーのシングルでスッキリと仕上げました。

予想通り、素敵なコートに生まれ変わりました!

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思い出の革コートからバックのリメイク

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Img_5450思い出の革コートですが着ないとのことなので、バックにリメイクを承り、ご希望のサイズや形を伺って、A4サイズのトート型とファスナー付きのショルダーバックの2個を作ることになりました。

・トート型バック

Img_5447 Img_5441 10センチのマチ幅でA4の本が入るサイズのご希望に合わせたサイズになり、内側はオレンジ色のサテンで明るくしました。

・中の取り外しできる仕切り

Img_5445 Img_5446マチ幅があるので、コートの背中の背フラシを利用して取り外しできる仕切りも作りました。身頃のポケットや胸のフラシを利用しています。

・ショルダーバック

Img_5434 Img_5435_2 こちらも中はオレンジ色のサテンで、内ポケットもたくさんあります。 コートの後ろ身頃の中心切り替えをバックの中央に使い、デザインにしました。

バックのリメイクは、本職ではないので縫製にも限界があります。
革のロスも多いので、あまりお薦めしておりません。
大きさやデザインによってコートからどのように取るか試行錯誤して型紙をおこし、バック用の副素材の準備に時間もかかり、手の湿疹のためにお休みしていた時期もあって、2年お待たせしましたが、工夫を凝らしたバックに仕上がり、とても喜んでいただきました。

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キャメルの革ブルゾンリメイク

Img_5026 Img_5470 ご依頼主のお父様の形見だそうで、、ほとんど着てなかったらしく傷みもなく、柔らかい革のキャメルカラーの革ジャンですが、肩章と広い肩幅やすごく長い袖丈は、やはり女性が着ると借りた感が否めないシルエットです。

ご依頼主とそのお嬢様とが着られるよう女性用サイズにリメイク承りました。 肩や袖幅を詰め、カフスを取っても長かった袖丈を短くしました。 今年は着丈が長めの革ジャンが流行って来ているので、着丈はそのままでも今っぽいです。

親子でたくさん着ていただけると思います。

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