30年以上前の思い出のカシミアコート
3月になって、千葉に移転してからちょうど2年が経ち、アトリエも模様替えを繰り返し徐々に使いやすくなって新しいミシンが1台増えました。
昨年から千葉県内のお客様が増えましたが、千葉は広くてまだまだ知らない所がたくさんあります。
こちらも千葉にお住まいで30年以上前にご主人にアメリカで買ってもらった思い出のカシミアのコートをリメイクしてこれからも着られるようにしたいとメールをいただきました。
確かにバブル時代の分厚い肩パットに金の入ったボタンです。
肩のサイズを合わせ、ボタン位置が低く衿開きが大きいのでボタンを上にひとつ増やし、衿が小さく開きが詰まるように形を変えました。
ポケットの口布幅が大きくて主張しているので、口の幅を小さくして、ポケット口が垂れないように内側にスナップを付けています。
ボタンはコロンとしたレトロ風のものに付け替え、肩や衿ぐりのサイズ感もぴったりになってこれからまた着ていただけるようになりました。
アトリエが千葉のどこかは知らずにリメイクのお問い合わせメールをいただいたのですが、場所をお伝えしたら偶然にも同じ最寄駅に30年以上前から住まわれている方でした。ご主人との思い出のコートを今も大切にされていて素敵です。アトリエでお茶しながら近場のいろんなお店の情報など教えていただきました♪
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