カシミア、ウールコート,トレンチコートのリメイク

ゴルチエのメンズジャケットリメイク

今日で本年も最後の日となりました!

昨日こちらのリメイクが納品完了して、とても喜んでいただけたので、早速画像を掲載させていただくことにしました。
元はご家族のもので不要になった昔のゴルチエのメンズジャケットです。
裏生地のプリントやくるみボタンが可愛いいので、レディース用にリメイク出来ないかというご要望でした。
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3年前にファーのボレロをリメイクさせていただき、その際に可愛らしいフェミニンなデザインがお好きなことを伺っていました。
ゴルチエのいかついメンズジャケットをどのように可愛らしいフェミニンなレディースにするか難題でしたが、なで肩が悩みと聞いて今流行りのタックスリーブにしました。
大きな衿も取ってノーカラーにし、衿元にループボタンで止められるようにしています。

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3年前にご依頼のファーボレロはショールにリメイクしたのですが、やはりなで肩を覆うふわっとした可愛らしいデザインのご要望で、ボレロを長い長方形にリメイクした端に皮ループを通して絞れるようにしました。服とのコーディネートで皮ループを絞らずにマフラーにしても使えます。黒の皮ループはそのままだとイメージが強くなるので、ループの先に毛皮のボンボンを付けて大人可愛いデザインになり喜んでいただきました。
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この頃は新型コロナの脅威で外出を控えていましたが、ゴルチエのジャケットコートを新年のお出かけに着ていただけるとのこと、お洒落をして自由に外出できるようになり、嬉しいです!

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カシミアのモード系マント

10月も最終日になり、まだ昼間は半袖でいたりしますが陽が落ちると少し寒くなって秋を感じるようになりました。
昨夜は薪ストーブの試運転をして寒い冬に向けての準備を始めています。
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まだ暑い最中の8月にお持ち込みいただいたカシミアのコートはかなりお安く手に入れられた中古だそうですが、新品同様で生地がとても柔らかくしっとりした風合いのカシミアです。
縫製もよくフレアーがたっぷり入ったロングコートにリアルファーが取り付けられた高級品ですが、形が古く着ると重いデザインなのでマントにしたいと言うご要望でした。
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大きめの衿にもリアルファーが付いていて、ご自分で取られたそうです。

ファーは使わずシンプルなデザインで衿もスタンドカラーに作り替えました。
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ポケットの脇側で腕を出すところを作るのに仕様をどうするか大変悩みました。
単純にスリットにしてしまうと腕を出さない時に中が見えて寒そうだったり、重なりを作って内側が見えないようにすると腕が出しずらかったり、いろいろ考えてしまいます。
ファスナーで内側から開閉できるようにしようとしたリメイク途中で裾までひらりと開いているのもかっこよかったのでオープンファスナーで裾まで開いたり腕部分のみ開いたり、すっかり閉じることも出来るようにしました!
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オープンファスナーの差し込み部分がちょっと面倒だったりしますが、自由な長さで開くことも閉じることも出来て、良いアイデアだったと思います。
スタンドカラーのモード感があるオシャレなマントに仕上がりました。

 

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タック袖のコートリメイク

肩と袖口にタックが入った昔懐かしいデザインのコートを普通の袖にリメイクするご依頼でした。
生地が厚いのでタック部分が擦れて傷んでいたりタックのプレス痕が取れないのではないかと心配でしたが、袖を取り外して縫製部分を全て解いてスチームをかけてみると、すっかり綺麗に痕もなく伸びてくれました。
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スタンドカラーの衿は毛皮か何か取り付けられるスナップボタンが付いていましたが、この衿もすっぱり取り外してノーカラーでスッキリしました。

着丈を15センチ短くし、時代を感じる厚みのあるボタンからシンプルでモダンなイメージのボタンに付け替えて、見違えるように今風のコートに変わりました。
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郵送でのご依頼でしたが、画像で肩や袖のサイズを確認しながら進め、ぴったりのサイズに仕上がったので気に入っていただけました!

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思い出のコート2

前回掲載のレザーコートと一緒にお持ち込みいただいた黒のカシミアコートです。
その前の昨年大晦日に掲載のブルーのコートも一緒にお持ち込みいただいているので、本当は思い出のコート3と4なのですが、もうタイトルが浮かばなくて簡単で失礼します。(ブログ初期の頃は、このタイトルを付けるのが重荷で全く付けていませんでした。あとあと検索するのに必要になってタイトルを付ける様にしていますが。。。すっごく考えてしまいます〜)

そして、
来月アトリエの移転があり19日までの受注期限をお伝えしたところ、駆け込みのお客様が増えてしまいましたので、この辺りでリメイクの受注を締め切らさせていただきたいと思います。16年ぶりの転居で距離もあるので、お預かりしたものがきちんと運べるか不安です。

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肩のボリュームをとって、全体にサイズ調整し、ボタンが古かったので送っていただいたシンプルな新しいボタンに付け替えました。
今風のシルエットになったので娘さんたちと共同で着ていると仰ってました。

こちらは後からもう一点ご依頼された伊太利亜のコートです。
ベロアにオーストリッチ風の型押しがされた凝った生地でデザインも凝ったバブル時代の伊太利亜らしさを感じるコートです。
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肩のプリーツのデザインの角度をシャープになる様に切り替えて、たっぷりあった身幅と袖幅をカットしました。
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お母様の形見をこの度4点リメイクして、そのまた孫になる娘さんたちにも着ていただけることになり、3代でおしゃれを楽しんでいただけるのは嬉しいです。

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25年前のカシミアコート

25年前の成人のお祝いとしてのプレゼントだったそうです。

ご近所のリメイク店で生地が弱っていてリメイクできないと言われたそうですが、虫食いや擦り切れがあるわけでもなく、とても大切にされてきたのがわかりました。
うちではそんなお断りは致しません!虫食いがあればできる限り目立たぬよう修繕しますし、袖口や裾に擦り切れがあれば少し短くして見えないようにリメイクします。
せめて肩パットを取って着丈を詰めるだけでも出来ないか。と、お持ち込みいただきましたが、肩パットは目の前ですぐ取り外しました。
着ていただくと全体にダボっとして大きいのでバストサイズと袖幅と袖丈もサイズ調整しました。
前中心裾の丸いカットをそのまま同じデザインで着丈を短くし、ポケットの口が開いてしまって気になるので、裾をカットした生地でフラップを作って付けました。
3種類のボタンのイメージから選んでいただいたカジュアルでシンプルなボタンに付け替えて、昔っぽいコートがすっかり今のコートに生まれ変わりました。

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2022大晦日 一枚仕立てのブルーのコート

あっという間に大晦日、早いです。

秋頃カシミアコート2点と革のコートをお持ち込みいただきました。
その中のブルーの一枚仕立てのコートです。

しばらくお母様の形見として着てらっしゃったご依頼主のコートをご自身の娘さんたち用にリメイクすることになりました。
つまり3代で着用されることになります。

昔っぽい肩パットや全体のシルエットの調整と、着丈を4〜5センチ短くしています。
後ろのベルトは着丈を詰めたバランスもあり、少し上に移動しました。
好みのボタンをご用意していただきダブルのまま片側だけの3個にし、衿を立てても着られるようにしたいとのことで、外した際は衿の下にボタンが隠れるようにループと小さいボタンを付けました。
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これならまた娘さん達にも着ていただけると思います。
3代にわたって着用できるのも、上質素材で縫製もしっかりしているからこそですが、ひょっとして次は4代目になるお孫さんの世代に引き継いで着ることができるかもしれませんね。

今年は新型コロナも3年目ですが、未だ感染増加の心配があったものの、とても穏やかな1年でした。
海外アーティストが来日出来るようになり3年ぶりに音楽ライブにも出かけました。
家づくりも頑張って充実した1年でした。
来年も良い年になりますように〜

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秋色ウールジャケットのリメイク

この時期にぴったりのウールジャケットですが、肩のシルエットが少し古い感じがするのと、前を開けた時に右の前端のデザインが邪魔になるとのことでした。
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もとの肩パットは1センチほどの厚さだったのですが、それを3〜4ミリのものに取り替えて袖山と身頃の肩の縫い代を縫い割ったので肩のシルエットが柔らかく自然に繋がりました。
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前端は真っ直ぐにカットして同じ生地でループを作って衿下でボタンを止められるようにリメイクし、好みのボタンをご自身で付けていただく予定で、このままの完成となりました。

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銀座ミカレディのヴィンテージスエードコート

先週はまだ気温30度超えの日もあったのですが、秋の訪れを感じる間も無く急に寒くなりました。
ようやく長袖を着られるのは嬉しいですが、台風や雨が続いているので爽やかな秋晴れの日にオシャレしたいです。

ミカレディというブランド、懐かしいというか、子供の頃から知っていたのでなぜだろうと思ったら、滋賀県の実家近くで大正時代に創業したオーミケンシという会社が元々の始まりだったようで、実家の近くにも工場がありました。
そんな日本の歴史を感じるコートは、大きな衿のとんがり感や袖の太さでも昭和感が伝わってきます。
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一度地元のリフォーム店などで後ろのタックからシルエット調整されたそうですが、タック止まりがウエストより下すぎて胴長に見えてしまうし、リメイクしがいのあるロングコートです。まずは衿のとんがりをカットした今風の衿に作り直し、
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袖幅をカットして、後ろのタックで少しウエストシェイプしながら脚長に見える様ウエスト位置の上目でタックを止めました。
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ムートンのコートと一緒にお持ち込みいただいたので、アトリエに電子ピアノがあったのを思い出されて、リメイク完成後にYouTubeにアップされているご自身のピアノ演奏について教えていただきました。
私も秋になると1番の趣味はピアノです。大好きなショパンや映画音楽をたくさん弾かれていて、見て聴いてうっとり癒されました。https://www.youtube.com/channel/UCo9VhfQS76XtdF_51i4f6uw

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シェアードミンクのリバーシブルコート

残暑お見舞い申し上げます。
9月半ばになってもまだ蒸し暑い日が続きますが、冬物コートのリメイクのご依頼が少しずつ増えてきました。おしゃれをする秋が来るのが待ち遠しいです。
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こちらのショート丈コートは、ウールとシェアードミンクのリバーシブルで、格子のダブルハンドステッチを施したとても凝ったデザインのものです。いつもリメイクに来ていただいているお客様から譲り受けた姪の方からのご依頼で、気になる肩幅の調整と折り返し分の袖丈のカット、大き過ぎて落ち着かない衿の調整を承りました。

現物を見るとウール側はほとんどが手縫いで作られていて、白い糸のハンドステッチでシェアードミンクと2枚が縫い合わせてあります。
サイズの調整箇所のハンドステッチを一旦解き、シェアードミンクとウール生地のそれぞれをサイズ調整して縫い合わせ、解いたハンドステッチを元のようにステッチして戻すという作業でした。

大き過ぎて広がる衿は、きちんと前で止まって重なれば問題ないということで、見えない部分でループとボタンを付けて広がらないようにしました。
肩のサイズがぴったりで、折り返しになった袖丈の古臭さや衿のだらしないイメージが改善されたので、シェアードミンク側で着ていただいても素敵になりました。
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メンズダッフルをレディースサイズにリメイク

まだまだ暑い日が続いていますが、少しずつ朝夕が楽になり早く秋が来て欲しいですね。

大阪よりこちらに仕事でいらっしゃる際にリメイクのご依頼をいただきました。出張の前に送っていただいたのは、どれも年代を感じるハイブランドのコート4点で、確かに捨てるには忍びないとても状態の良いヴィンテージものでした。

とりわけ大仕事だったメンズのダッフルコートは、とても大きくて重いのですが、全体にバランスよく小さくすればレディースになります。
今やなかなか手に入らなくなってしまったブランドのダッフルコートは希少です。

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3サイズ以上のサイズダウンになったと思いますが、ポケットやフードは元のままで問題ありませんでした。
バーバリーの魅力をまだまだ楽しめますね。

今日は生憎の雨で建設中のアトリエの上棟式が延期になりました。
夜はフジロック以来3年ぶりのライブです!有明の新設ライブ会場へと、コロナでたくさんの我慢を強いられて本当に辛かった3年間を噛み締めて楽しみます!!

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